インレ−湖のファウンドウー・パゴダに安置されている五つの仏像のうち、四つがダディンジュ(雨季明けの祭り)の頃に18日間かけて湖中の村村を周航する。 仏像は王の御座船を模したカラウエイ(伝説の鳥)船に乗せられ、湖中の村村の若者が交代で次から次へと引継ぎ、立ったまま片足で舟を漕ぎ、御座船を牽引していく。そして御座船の直前では王の女官の民族衣装を着た女性が民族舞踏を奉納しながら進む。女性は座って漕ぐ。優雅な祭りだ。 最終日直前、ファウンドウー・パゴダ前では村村対抗の舟競争が開催され、最終日には御座船が到着次第、優勝戦が行われる。スピード感溢れる舟競争も必見だ。片足漕ぎで力行する様は迫力ある。 尚、インレ−湖に関してはコンテンツ「モデルの見た風景〜インレ−湖」も御高覧下さい。 2001年のインレ−湖の祭りは10月18日から11月4日まででしたが、仏教暦で日にちが変わるため、毎年チェックが必要です。 今回、写真はカラウエイと舟競争のスピード感をテーマに撮影して来ました。スロー・シャッターを切るには光が強過ぎるので、PLフィルター(本来の目的ではないが)やフジのシート・フィルターND1.2(露出倍数4倍)を使い、減光しました。流し撮りは手持ちで1/8か1/15秒でf22〜11のマニュアル撮影しています。 使用機材;Nikon F5、F100、24〜85&80〜200mm、Non‐Filter&PL&ND1.2、EBX |
■ 舟競争 |
■ カラウエイ |
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Last Updated 2005-09-27