ドイツ語圏 (鉄道)
No.35 ドイツ・41型 蒸気機関車
Nr.35 Deutschland ・ Baureihe 41 Dampflok

■ 2017年2月11日 撮影 Arnstadt , Thüringen

Rodelblitz として Eisenach と Arnstadt の間で運転された列車の牽引機は、Eisenach に居る 41型であった。
この機関車、Bahn-Nostalgie in Thüringen ( Nahverkehrsservicegesellschaft Thüringen mbH ) によって運転されている。
Deutsche Reichsbahn (ドイツ連邦鉄道)の機関車で、静態機が2003年6月27日に動態復元されて今日に至っている。
1939年製造、全長24m、1800馬力の貨物用蒸気機関車である。
この機関車は、いわゆる“ミカド”型であるから側面から見ると 前従輪1、動輪4、後従輪1の 1 D 1 である。日本の国鉄では俗称“デゴイチ”= D51 がそれになる。D51 の動輪直径は1400mm だが、BR-41 は 1600mm あり、D51 より一回り大きい機関車である。
ボイラーは急行用機関車の BR-03 (動輪直径2000mm )と共通仕様している。急行用の機関車ボイラーを貨物用機に使った日本での例は、C62 のボイラーを D52 に使っている。
BR-41 は動輪直径が 1600mm 有るので、貨物用だけでなく旅客用にも使われたようだ。
今回撮影してきた BR-41 は、Deutsche Reichsbahn(東ドイツ国鉄)のプレートを付けてた。
東西の壁の崩壊するまで Deutsche DemokratischeRepublik ; DDR (ドイツ民主共和国;東ドイツ)という社会主義圏の国鉄で走っていた機関車である。社会主義時代のいわゆる東ドイツへも1977年に入国して撮影しているが、BR-03 は撮影しても このBR-41 は撮影できなかったから、憧れのカマだった。
今でも良く整備されて、本当に美しいカマだ。

上写真;せっかくの公式側(運転席側)の形式写真だが、私の背後にフェンスが有って、これ以上さがって撮影できなかったのが残念だ。

上写真;非公式側(助手側)の形式写真。公式側と機関車は移動していないので、両サイドのロッド(駆動棒)の位置関係が分かる。


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Last Updated  2017-03-13