No.52 | ドイツ・急行用蒸機 18型201号機(02 0201-0) |
Nr.52 | Deutschland・Die Schnellfahrlok Br 18 201 (02 0201-0) |
■ 2018年8月11日(土)、12日(日)撮影 |
この 18型201号機という流線型機関車、たまに臨時列車で走るが、日にち
の都合で写せないでいた。しかし今回は丁度 日本のお盆休みに相当する8月11日(土)に走ったので、
撮影に出かけた。Dampfsonderfahrt zur Hanse Sail nach Warnemündeという帆船の沢山出るイベントへお客さんを運ぶ、Traditionsgemeinschaft Bw Halle P e.V.主催による特別列車を Leipzig HBF と Berlin-lichtenberg の間で列車を牽引した。特別列車は Naumburg と Warnemündeを運行したが、蒸気機関車の牽引区間以外は電気機関車が牽いた。
本来は 03型1010号機も重連で出て来る予定だったが、ドイツも高温と乾燥で森林火災予防のために
石炭焚きの 03型は自主規制で運転されなかった。
この機関車、Doppeltender(補助炭水車)を増結しており、全ての全長は 約35m にもなる。35mとは丁度、JR西所有の C57 と C56 が連結(重連)した長さに匹敵する。この機関車の動輪直径は2m40cm(!)。JR西のC57 の動輪直径は 1m70cm で C56 は1m40cmだから、いかにデカいか分かる。 この機関車、テスト走行では時速186Km/h を記録し、営業運転では 160km/h を掲げていた。 とにかく美しいカマである。このカマをヨーロッパらしい頭端式のドーム駅で写したいと思っていたので、満足である。 ちなみにこの列車、深夜の03時11分に ライプツィヒ中央駅に到着予定が、1時間遅れで着いた。 深夜02時半から駅に居たが、けっこう深夜は冷え込むのでジャンパーを着て待機していた。 |
上写真; 初めて訪れる場所でなので、撮影場所を探しに前日に出かけた。野原をウロウロしていたら 背後の木陰から列車の接近を感じた。直感で「送り込み」と思ってカメラを構えたら、グリーンの巨体が 現れた。予期せぬ撮影ができた喜びと、もう少しきちんと撮影したかったという後悔が交差し、複雑な心境だった。 |
上写真2枚; Leipzig HBF で、Hamburg-Altona 行きの ICE-806 と並んだ。 |
上写真;平坦線だから仕方ないが、無煙状態で高速走行してやってきた。堂々11両の長編成が見応えある。 |
上写真7枚;深夜の Leipzig HBF に帰着。 |
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Last Updated 2018-08-19