日本!(お神楽・田楽)
No.32 芸北神楽 (美土里町 錦城神楽団)
撮影場所&日;広島県安芸高田市美土里町生田 生桑小学校、平成20(2008)年11月8、9日(20:30〜01:15)
撮影機材;Nikon D300+VR70−200mmF2.8G、D80+VR70-300mm

美土里町は人口約3,500人に対して、神楽団は13存在する。今回撮影させて頂いたのは、美土里町生田に安座する金比羅社秋祭りにおける、「錦城神楽団」さんの奉納神楽である。美土里町における神楽は既に元禄時代に始まっていたと云われるが、錦城神楽団の歴史も相当するくらい古い。江戸時代中期には、氏神社の川角山八幡神社に神楽を奉納されていたという。錦城神楽団は、石見六調子の旧舞を継承しながらも、新舞に取り組む姿勢であるとのこと。『武蔵ヶ原』というオリジナル持ち曲もある。この祭礼の夜、神迎えに始まり5曲の神楽能(この地方では能舞とも云う)が奉納され、そのスピード感と切れ味鋭いダイナミックな展開を十分に堪能させて頂いき、素晴らしい一夜であった。

    《参考文献》
    【ひろしま美土里神楽帖】美土里十三神楽団編、神楽門前湯治村

■戻橋
京の都は羅城門と戻り橋の辺り。この辺りに出没する怪しい老女。その正体は鬼の茨木童子、そして酒呑童子。その鬼の軍団を頼光の四天王が成敗に向かう。この夜、子供神楽団によって舞われた。

■悪狐伝
前編、中編、最終編と三部作の大作である。今宵、舞われたのは中編である。那須野原に逃亡した玉藻前(妖狐)は十念寺の和尚を騙すなど悪事をはたらくが、帝の命を受けて討伐に訪れた二人の武士に討ち取られる。

■塵倫
仲哀天皇の御世、異国から神国を攻めてきた悪鬼を討伐する。帯中津彦命は弓矢で武装し、黒雲にのって妖術を使い撹乱する敵を討つ。


■滝夜叉姫
平将門の娘五月姫は、父の仇を討とうと名を滝夜叉姫と改め、朝廷を呪詛し謀反を企てる。帝の命を受けた陰陽師の大宅家中将光圀は、姫の妖術に対して陰陽道の術で姫を倒す。

■八岐大蛇
須佐之男命によるオロチ退治


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