日本!(お神楽・田楽)
No.34 芸北神楽 (大塚神楽団 太刀納め)
撮影場所&日;広島県山県郡北広島町、平成20(2008)年12月6〜7日
撮影機材;Nikon D300+VR70-200mmF2.8G、D80+Tamron28-75mmF2.8XRDi

大塚神楽団さんの、太刀納め神楽(@大塚小学校)を拝見・撮影してきた。積雪に降雪もある気象条件ながらも、会場となった小学校体育館には開場の18時には長蛇の列ができ、お神楽は満員の観客で盛況のうちに行われた。
太刀納めは舞台に祭壇が設けられ、神道式の献饌や祝詞奏上の後に宮司さんの前で神楽団団長が太刀をパチリと音を立てて鞘に納めて終わった。太刀は清め祓いの祓具であるから、その太刀を納めることで一年の神楽シーズンが終わったという、象徴的な儀礼であろう。
神事の「太刀納めの儀」に始まり、演目は下記の通りであった。その内から何曲かの舞をUPした。

   一.四方祓い
   二.紅葉狩(大塚子供神楽団)
   三.日本武尊
   四.戻り橋
   五.土蜘蛛
   六.紅葉狩

いづれも寒さを吹き飛ばす熱演の舞であった。さすが地元だけあって声援も温かくユーモアもあり、戻り橋のようにアドリブたっぷりで会場を爆笑で沸かせる演目などは、地元民と神楽団員の一体感がヒシヒシと感じられた。楽しい会であった。
(団長様、皆様、ありがとうございました!)

■日本武尊
第十二代景行天皇皇子小碓命による九州熊襲征討の後段で、草薙剣の俗説名によっている。小碓命は日本武尊と改名、東国へ鎮撫に向かう。途中、熱田で倭比売命から天之村雲剣を拝領する。結果、この剣の霊力で難を逃れて賊を成敗する。以来、剣は草薙剣と命名された。


■戻り橋
京の都は羅城門と戻り橋の辺り。この辺りに出没する怪しい老女。その正体は鬼の茨木童子、そして酒呑童子。その鬼の軍団を頼光の四天王が成敗に向かう。

■土蜘蛛
天下騒乱を目論む葛城山の土蜘蛛が、胡蝶という美女に化けて病床の源頼光に忍び寄る。正体を見破られた土蜘蛛は逃げ去る。これを討伐すべく、頼光の四天王が向かう。

■紅葉狩
平維茂は信州戸隠山で道に迷ったところで、山に棲む鬼女の話を聞く。征伐に向かう平維茂を待ち受ける鬼女は、美女に化けて酒宴を開き、征伐に来た平維茂を酔い潰す。そこに八幡大菩薩が現れて、神剣を授ける。その神威もあって、鬼の軍団を成敗することに成功する。
UPは、美女に化けた鬼軍団と、舞台で繰り広げられる立ち合いシーン。四人の舞人さんが、激しく回転しながら舞う。


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