撮影日;平成20(2008)年3月16日 撮影機材;Nikon D300+VR18-200mm、D80+SIGMA10-20mm 現地情報;三八稲荷社大祭は、10:00〜10:15、参拝者御祈祷は09:00〜16:00、宝恵篭大行列は14:00〜15:00
初午の日は、和銅4(711)年に伏見稲荷社の宇迦御霊神(倉稲魂命)が伊奈利の山に降り立った日だという。伊奈利社には、『山城国風土記』逸文説と荷田氏系の密教系由来の二つの謂れがある。初午の日がいづれからきているか私には不明ながら、いづれにせよ稲荷社の御祭であることは確かである。例えば民俗(民間)宗教の盛んな滋賀県において、この春先にはオコナイ が終わるのと重なるように、山ノ神祭の時季である。オコナイは常民世界における仏教悔過、すなわち修正会・修二会で祖霊祭と農耕予祝を祈念する神事である。旧年の感謝と翌時季の豊作祈願がその主目的である。祖霊は山ノ神として山に還り、そして春、山ノ神は田ノ神として野に降りてくる。山ノ神祭とは、田ノ神として招(お)ぎ降ろす儀礼である。その時に、午(馬)に乗せて招ぎ降ろすというのが山ノ神祭であり、田ノ神迎えである。このような民俗(民間)宗教儀礼と稲荷信仰が結びついたのが、初午と思われる。 |
■ 三八稲荷社旧初午 大祭
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■ 宝恵大行列
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上写真2枚;舞楽【納曽利】 私も存じ上げている方の結婚式での、奉納舞楽。舞楽【納曽利】は新郎新婦のみならず、御両親、御親族にとっても思い出深い曲となるでしょう。このような結婚式、素晴らしいです!(おめでとうございます。お幸せに) |
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Last Updated 2010-01-01