撮影場所&日;岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内坂本諸家、平成22(2010)年9月11日日 諸家の神の踊りでは、御幣を背に差し、胸に締め太鼓を抱いた 神子(みこ)が、まず辻と民家で踊った後に春日神社へ移動し、境内の斎燈を取り囲んで50分ほど連続して踊った。 周囲は漆黒の闇の境内、斎燈と数個の裸電球だけの灯りの中で、踊る度に御幣と色彩鮮やかな装束が翻り、神々に憑かれたような雰囲気であった。斎燈に導かれた神々諸霊が降り、御幣と神子に憑いて一心不乱に踊る。。。 実は私は一昨年も、この太鼓踊りに出かけたが、夕刻から雨となり中止となってしまった。昨年は昼間の神事だけで踊りは無かったそうで、開催は不定期の3年ぶりとなる踊りの奉納であった。伺えば、本年は諸家では良いお米が沢山できて好評だから、豊年の踊りだという。なるほど、神社の前には清流が流れ、とても雨乞いが必要には思えないほど水が豊かな土地である。雨乞いの返礼でなく、もともとが豊年感謝の踊りであったのだろう。豊作で村が潤った時に、感謝と娯楽として不定期に行われてきたのだろう。 ※ 諸家の皆様、どうもありがとうございました! |
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Last Updated 2011-08-19