撮影場所&日; 長野県下伊那郡阿南町和合、 平成23(2011)年8月13日 和合における亡魂鎮魂送の念仏踊りは、四日間にわたって行われる。初日13日は熊野社→大屋(宮下家)→林松寺の順に、庭入り・念仏・和讃の順に行われる。14、15日は林松寺のみで。最終日の16日には13日と同じ場所で、庭入りのみが行われる。 大屋とは宮下家をいい、江戸時代、代々庄屋名主であった家柄であり、元々は遠州の出身とも伝わり、その縁で遠州の大念仏をこの地に導入したという説もある。奥三河地区に伝わる放下が背中にシナイを背負う例が多いのに、ここの念仏踊りにシナイは無く、確かに遠州大念仏との類似性はあるが、詳細は不明である。なお、十数年前までは新盆の家にも訪れて供養に踊っていたそうだが、今では林松寺において新盆の霊は供養される。 添付写真の下2枚は、大屋さんの庭先での踊りである。当主さんが見守られる中で踊られる。 |
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Last Updated 2012-09-04