撮影場所&日;名古屋市熱田区神宮、平成18(2006)年9月30日 撮影機材;Nikon D70s+SIGMA18-50mm、D80+VR18-200mm 熱田神宮の祈祷殿長床において、中秋の名月演奏会が行なわれた。第一部で生田流筝曲松ヶ枝会演奏会が18時から約45分間奉納され、続いて第二部の雅楽・舞楽の奉納が桐竹会と神職さん巫女さんによって、約1時間20分なされた。舞に先立ち管弦では、国歌・太食調音取・合歓塩そして輪鼓褌脱が奉奏された。秋の虫の音の合唱にハーモニーするかの如く奏でられる音色は、幻想的で夢幻の世界に誘ってくれた。 |
■舞楽【迦陵頻】 ■舞楽【胡蝶】 左方舞の迦陵頻と右方舞の胡蝶は、番舞(つがいまい=ペアで奏舞される)である。熱田神宮では平安時代初期の舞の名手である尾張浜主が縁のお社であることから、例年5月1日には舞楽神事が斎行されている。両曲が巫女さんによって毎年交互に奉舞されているが、今宵は番舞として一度に舞われた。 |
■神楽【朝日舞】 昭和25年、神社本庁において制定された祭祀舞で、宮司舞と云われる。が、今宵は巫女さんと神職さんにより三人で舞われた。 |
■舞楽【還城楽】 右方で当曲と入手が舞われた。舞台前に飾られたお月見のススキや団子の影と、舞人の影が壁に映って幻想的であった。影のみを狙って撮った。 |
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Last Updated 2009-12-29