撮影場所&日;兵庫県西宮市社家町西宮神社、平成20(2008)年7月20日 撮影機材;Nikon D300+Tamron28-75mm F2.8XRDi |
西宮えびす(西宮神社)さんの夏祭『万燈籠』において、女人舞楽 原笙会さんによる舞が松林にて19時半と20時半に、それぞれ二曲奉納された。 境内の330基の燈籠と4000基の蝋燭に御神火が燈されて、境内は幻想的な情景の中で、優雅かつ力強い舞が奉納された。管方も舞も素晴らしく、満足感と感謝の気持ちで帰路についた。 《参考HP》女人舞楽 原笙会 |
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■ 白拍子舞 高烏帽子、緋の長袴に白の水干、そして太刀を腰に吊るして扇で舞う。 白拍子舞で有名なのは、源義経の愛妾の静御前が鶴岡八幡宮にて、源頼朝らの前で義経への激情を秘めながら舞う白拍子舞がある。 白拍子に関連した能楽では、鎌倉での囚人の平重衡を愛した白拍子の千手ノ前の【千手】という番組がある。むろん、この能の中で白拍子の千手(シテ)が舞うのは序之舞など能の舞であるから、当夜に雅楽楽器で【越天楽】の曲で舞われた舞型とは異なっているが。 さらに余談になるが、平家物語に素材を求めた能【熊野(ゆや)】のシテ、熊野も白拍子であったとも云われている。 |
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■ 舞楽【納曽利】 一般的には一人か二人で舞われる右方舞楽であるが、当夜には三人で舞われた。 |
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Last Updated 2009-12-29