日本!(雅楽・舞楽)
No.30 六華苑 秋の舞楽会(多度雅楽会)
撮影場所&日;三重県桑名市字桑名 六華苑、平成20(2008)年11月9日
撮影機材;Nikon D300+VR70−200mmF2.8G、D80+VR18-200mm

桑名市の歴史的名遺産建築である六華苑の庭園において、地域の文化発展をも視野に入れた活動をされてらっしゃる多度雅楽会さんの舞楽会を、昨年に続いて拝聴・撮影させていただいた。昨年同様に、「文化芸能による創造のまち」文化庁支援事業に認定された演奏会、今年は左右の大太鼓に大鉦鼓も配する舞台で、豪勢に盛り上がった。内容的にも素晴らしい充実ぶりで、その積極的な活動ぶりが伺い知れた。積極的といえば、今年は《源氏物語千年》の年であり、多度雅楽会さんも光源氏が舞ったとされる【青海波】を復興されたことも話題である。【青海波】は今回のUPは、舞人さんが舞台を行列する(大輪)をUPした。
なお、演奏会は午前と午後に分けて奏された。
 (午前)振鉾三節、納曽利、迦陵頻、貴徳、蘇莫者、長慶子
 (午後)振鉾三節、還城楽、胡蝶、胡飲酒、輪台・青海波、敷手、陵王、長慶子

   《参考HP》
   多度雅楽会⇒ http://www.tadogagaku.com/index.html

■振鉾
天地を清め祓う、舞楽の儀礼的舞。

■納曽利
雌雄の龍の舞。

■迦陵頻
極楽浄土に鳴く、伝説の鳥の舞。

■貴徳
漢の宣帝の神爵年中(前61〜58)に貴徳候に封ぜられた故事による舞。

■蘇莫者
聖徳太子が吹く笛に慶ぶ山ノ神の舞。

■胡蝶
迦陵頻の番舞の童舞。蝶が舞い遊ぶ。

■還城楽
蛇を好んで食べる西域の人が、蛇を見つけて喜ぶ。

■胡飲酒
胡国の王が、酒に酔って舞う姿。

■輪台・青海波
輪台・青海波および番舞の敷手の舞人が、舞台を輪の形で行列する(大輪)。

■敷手
青海波の番舞。

■陵王
龍の面で軍を鼓舞した、王の舞い。


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Last Updated  2009-12-29