撮影場所&日;名古屋市東文化小劇場(名古屋市東区大幸南)、平成21(2009)年3月12日 今夜、「雅楽鑑賞会」(名古屋市東文化小劇場次世代育成支援公募事業)を拝聴してきた。曲目は、下記の通りであった。 管弦 越天(殿)楽、 陪臚 (楽器紹介) 神楽 浦安の舞、 舞楽 抜頭(右) 主催の雅音会さんは定期的に名古屋市内などで演奏会を行われており、ハイレベルな素晴らしい演奏が拝聴できる精進著しい会である。 今回は雅楽楽器紹介もなされ、打ち物・弦・管など順番に紹介と演奏され、司会者の方の天地空にちなんだ紹介は分かり易かった。 舞の最初は、雅音会さんが神事祭典でご奉仕されている、愛知懸護國神社の巫女さんの舞である。 この日、会場に居合わせた観客は、本当に幸運である。何故なら、浦安の舞のような御祭神への奉納神楽は普通なら本殿向きに舞われるので、巫女さんが正面向きに舞われるシーンは僅かであるのに、昨夜は客席向きに舞われたからである。普段なら御祭神がご覧になられるアングルから、浦安ノ舞が拝見できる機会は、誠に珍しく貴重である。しかも舞は日ごろからご精進されてらっしゃる巫女さんなのだ。拝観というか、奉拝した感想は、浦安之舞って、これ程までに素晴らしい舞だったのかと、認識新たにした次第。これはむろん二人の巫女さんの揃った舞容の所作の美しさにより、メリハリが付きながらも流麗な舞であった結果である。神様がご覧になられ鎮魂と安寧される舞ゆえ、感動しないはずがない。舞われた巫女さんの清らかな心まで伝わる舞で、本当に感動であった。このような舞を会場で披露されたお社・巫女さん、および雅音会さんに感謝!である。舞の二番目は、舞楽【抜頭(右)】である。題名の如く、頭が抜けそうになる激しい舞を、舞に乱れなくスケール大きく劇的に舞われた舞人さん、力量が伝わる素晴らしい舞であった。 このような雅楽鑑賞会は、雅楽・舞楽ファンとして、今後が楽しみである。 《参考HP》雅音会 |
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■ 神楽 浦安の舞 |
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■ 舞楽 抜頭(右) |
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Last Updated 2010-04-15