撮影場所&日;三重県鈴鹿市山本町 椿大神社、平成20(2008)年6月8日 撮影機材;Nikon D300+VR70−300mm、D80+VR18-200mm 椿大神社(つばきおおかみやしろ;三重県鈴鹿市)さんでの御田植祭を奉拝・撮影してきた。前日の天気予報では雨時々曇りで、雨中の撮影を覚悟していたが、一転して快晴となった。初夏を思わせる日差しの下、本殿での本殿祭の後に神職さん、巫女さん、早乙女さんらが御神田まで参進され、御田植となった。御神田では宮司様による神事の後、巫女さんによる「浦安の舞」「椿の宮の舞」の奉奏される中、お田植えが行われた。 そして私的にクライマックスと思うのが、御田植神事の後の「大団扇合わせ神事」である。椿大神社の主祭神であられる猿田彦大神と、配祀の天之鈿(宇受)女命の絵が描かれた大団扇が、お田植えの済んだ御神田の中央で上になったり下になったり合わされた。これが核心の神事であろう(!)。和合による、豊穣の予祝である。万物精霊に至るまで男女の神々の交わりから発生したという、根本的な考えが示されるのは、誠に興味深い結末の御田植祭であった。 |
上左右写真;お社から御神田へ参進。 |
上左右写真;宮司さまによる祓えと、忌串の儀。 |
上写真3枚;御田植と巫女舞 |
上写真2枚;大団扇合わせ神事 |
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Last Updated 2010-06-10