奉拝・撮影可能な皇室関連のお祀り。
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■ 皇霊祭遥拝(秋季) 撮影場所&日;三重県、伊勢神宮内宮 平成16(2004)&20(2008)年9月23日 撮影機材;Nikon D70、D300 & VR24-120mm 、VR70-300mm 伊勢神宮(三重県伊勢市)内宮、第一鳥居内祓所において午前8時から、「秋季皇霊祭遥拝」が斎行された。 宮中皇霊殿において、天皇が、神武天皇を始祖として歴代の天皇(皇祖皇宗)、皇后および皇族方の霊を祀る祭祀を行われるのに合わせ、神宮よりこれを遥拝する祭典である。一年の春分の日と秋分の日の二回、行われる。伊勢神宮の両宮、別宮、摂社、末社あわせて125社において、一年間に述べ千数百回もの祭礼・行事が斎行されているというが、一般参宮者が奉拝可能なのは限られている。春季および秋季皇霊祭遥拝は、参道からも奉拝・撮影が可能な、数少ない御祀りである。 神主さんの厳粛かつ清廉な八度拝などに、緊張しながらシャッターを切った。 |
■ 新嘗祭 撮影場所&日;伊勢神宮外宮 平成21(2009)年11月23日 撮影機材;Nikon D300、D80 & VR70-300mm、VR18-200mm、SIGMA10-20mm 11月23日は「勤労感謝の日」であるが、これは昭和23(1948)年に国民祝日がつくられたためで、終戦までは「新嘗祭」の日で、その日がそれに当てられた。新嘗祭は、天皇陛下が新嘉殿において天神地祇に新穀(神膳)をお供えし、神と共に自らも食される収穫感謝の儀式である。陰暦の九月、祖の納め始めに神嘗祭が斎行され、十一月の納め終わりに新嘗祭が斎行されるのは、御初穂をまず天照大御神に奉じて、納め終わってから最後の残りを天皇陛下が召し上がられるからだという。この「新嘗祭」の日、伊勢神宮では外宮において午前4時(参宮可能時間外)に大御饌の儀が斎行され、午前7時に皇室の勅使参向で奉幣の儀が行われる。今回、奉拝・撮影してきたのは、その奉幣の儀の参進風景である。前夜からの雨が続くなら雨儀となるかと思ったが、しっかり晴れて正儀となった。時折、木々から滴くが落ちる杜の木々からは木漏れ日が差し、奇跡的なライティングとなった。尚、内宮でも午前11時に大御饌の儀そして午後2時に奉幣の儀が斎行されるが、三連休のため大勢の参宮者で撮影もままならないであろうし、昼間のフラットな光はいただけない。外宮での撮影を終えて、帰路についた。午前4時15分に自宅を出発し、帰宅は午前11時半であった。 |
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Last Updated 2010-06-10