滋賀県長浜市湖北町山脇、 平成25(2013)年2月撮影 井上頼寿氏著「近江祭礼風土記」(昭和35年初版)によると、本日は祈年祭を兼ねて16日に行われる、としてあるが その記載のように神道祭典に取り込まれたオコナイであることが判る。 かつての社参は、御幣・御神酒・御鏡・花の木・鉦2名・太鼓3名、という行列であったようだ。現在、お囃子が同行することはないが、 特色ある「花の木」は存在する。ただしかつては柳の木に御餅を左巻きに巻きつけて五色の紙も付けたそうだが、現代は五色の短冊だけになっている。いわゆる「餅花」の状態が簡略化された姿なのだが、どうしてどうして、立派な五色の花の木は見栄えする。 社参は集会所から約800m離れた谷田神社へ行き、祭典が行われる。神職さんも同行し、祭式次第にのっとって祭典が行われる。 祭典が終わると、縁起物として「花の木」は参拝者に配られる。 山脇の皆様に感謝申し上げます。 また、「祭礼探訪」さんにも御礼申し上げます。 |
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Last Updated 2013-12-24