撮影場所&日;熊本県山鹿市、平成20(2008)&21(2009)年8月15日、平成21年8月16日 撮影機材;Nikon D300+VR70-200mmF2.8、D80+Tamron28−75mmF2.8 |
山鹿灯籠まつり」の初日である15日、踊子さんは保存会の方々だけでなく、文化協会、山鹿市民そして鹿本農高郷土伝承部の方々が、市内のあちこちで灯籠踊りを披露される。時間によって踊られる団体も場所も異なる。平成20年度には初めて「山鹿灯籠まつり」に訪れたので、事前に入手したスケジュール・パンフレット(添付写真左側)で、どのように撮影したら効率的か、熊本空港への機中で作戦を練った(平成20年度は飛行機で行った)。しかし、実際は山鹿市内を右往左往しただけのような気がした。 踊子さんは、『よへほ節』に合わせて踊られる。“よへほ”とは聞き慣れない言葉だが、一説には「酔へ+ほ」ではないかと云われている。“ほ”は、肥後弁では相手の気を引いたりする時の言葉だという。ゆえに、「よへほ」は、「あなたも酔いなさいな」って云う意味らしい。この曲は、もともと明治以降の俗謡系の三味線唄で、男女の逢瀬を歌った土俗風あるいは座敷唄として広がったらしい。明治・大正の頃の山鹿温泉のお座敷で、盛んに歌われたのだろう。今日の『よへほ節』は、昭和8年に野口雨情に歌詞の改作を依頼して出来た歌だという。 このページにUPしてある写真は、平成20年度と21年度の撮影写真が混在している。 《参考資料》山鹿市情報誌【ちゃあがり】第9号(2008年7月) |
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Last Updated 2010-01-01