フィヒテルベルク鉄道は
No.7
と
8
に UP してある Die Lösnitzgrundbahn 〜 レスニッツグルント鉄道 と同様の、 SDG(Der Sächsischen Dampfeisenbahngesellschaft )が運営する鉄道である。
蒸気機関車による通年運転を行っており、5〜6往復が Cranzahl と Kurort Oberwiesenthal の間、17.4Kmの区間を往復している。蒸気機関車は終点のKurort Oberwiesenthal に向けてチムニーファーストで、復路はバック運転となる。終点に向けてほぼ平均20‰の片勾配が続く。終点の周囲にはゲレンデが点在して、ウインタースポーツの玄関口となっている。よって年末年始の休暇時期は多客期となって、重連で運転される場合もある。蒸気機関車の列車に乗りに来るというより、スキー場に行く列車がたまたま蒸気機関車の列車だった、という趣きである。その意味で、完全な現役蒸機路線だ。 No.10 に UP したプレス二ツタールバーンの時と同様、日本からメールで予約した Cranzahl に会社が有る Taxi で追っかけ撮影を行った。さすが地の利を知ったドライバーだけあって、自分がレンタカーで運転していたら躊躇したような雪の吹き溜まりのような隘路をも遠慮なく走ってくれて、大いに助かった。途中の長く続く坂道ではスピンして路肩に落ちた車も目撃したが、慣れない右側通行での安全性重視を思えればレンタカーより若干高くとも、Taxi は無難な選択だったと思う。 |
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Last Updated 2015-05-11